東京は格差社会です。
日曜日, 7月 27th, 2014先日、東京八王子市の「マクドナルド」で、ホームレスお断りの貼り紙が話題になりました。このホームレスお断りの背景には、ホームレスではなく、登録型の派遣社員として働く労働者が最近、ネットカフェより安いマクドナルドで、長時間の仮眠をとる利用者が増えており、東京の都会での所得格差の問題は、益々悪化するばかりです。
一部には、東京と地方での平均所得の格差から、東京より地方の方が格差社会が広がっているとの発表がなされていますが、厚生労働省などが発表する統計では、派遣などの労働者の実態が掴めていないことから、非正規雇用で働く多くの年収がこの統計に反映されていない。
登録型の人材派遣などで働く労働者は、翌日の仕事が夕方に電話を入れなければわからず、職場やスケジュールが安定していないことから、日額表という計算をもとに税金を徴収しております。
その為、これらの労働者の平均年収は、行政としてはっきり掴めておらず、それを平均年収として統計に加味されていません。
ですから、実態は、東京で働く労働者の方が、圧倒的に所得格差があり、ホームレスでなくとも、働く労働者がネットカフェやマクドナルドなどで仮眠をする生活者がおります。
また、都会で求人される雇用の多くは、若い人達が中心です。
その為、40を過ぎると働く職場を失った労働者が、行き場もなくなり、ホームレスとして増え続けているのです。
今は、この都会での悪いスパイラルを続けるより、地方で農業などの一次産業に従事した方が、安定的な収入と結婚のチャンスに恵まれています。